【FSPJ Lesson】食空間資格の活かし方〜ウエディングプランナー編〜
- 2019-04-11
(初夏のウエディングコーディネート事例)
食空間の資格や活かし方について、職業や分類別にご紹介しておりますFSPJレッスン。
「ウエディングプランナー編」は、
ウエディング×食空間プランナーのYOKOがご紹介いたします。
これまでの
~食空間資格の活かし方~
◇インテリアコーディネーター編→★
◇お料理・フードコーディネーター編→★
◇カラーコーディネーター編→★
◇フラワーコーディネーター編→★
ウエディングプランナーの仕事は、
お客様の頭の中にあるイメージや想いを汲み取り、 形にするのが仕事です。
どの式場でも入社すると結婚式の知識やプランニング方法など、
基本的な事は教えてもらえますが、
テーブルコーディネート提案はプランナーの感性に任せられるところが多く、
プランナーによって差があるのも現実です。
私も自分自身の感覚でドレス・フラワー・テーブルクロスなどのご提案をしていましたが、
自信をもってご案内したいと思いスクールに入校しました。
(バージンロードのコーディネート事例)
当然、お客様は結婚式当日まで会場コーディネートは見ることができません。
お客様の不安を取り除き、信頼していただき、
安心して当日を迎えていただくのも、プランナーの大きな役目です。
結婚式はもちろん、大きな会場を演出することの経験があるご新郎ご新婦様は
ほぼいらっしゃいません。
沢山のテーブルクロスやペーパーアイテムのサンプルから
好みのアイテムを選んでいただく打ち合わせだけでは、
当日どのような会場になるのか、ご自身の選択があっているのか、
不安になるお客様もいらっしゃるでしょう。
食空間の資格取得後は、カラーやアイテムの素材のポイントを
理論的にお伝えするようにしたところ、
お客様のお打ち合わせもスムーズに進み、ご安心していただけるのを実感しました。
また、プランナーひとりでは結婚式を創り上げることはできません。
お客様のイメージを正確に把握し、それを各パートナースタッフに共有するのも重要です。
(和装の扇子ブーケ)
例えばフラワーに関しても、「〇〇な感じで…」と感覚的な指示ではなく、
色のトーンやフォルム、花びらの厚みなど、
具体的に指示できるようになった事で、イメージのズレなどはなくなり、
お客様のご満足いただけるウエディングに繋がったと思います。
食空間の資格は、テーブルトップだけでなく、
空間を演出するテクニックも学ぶことができます。
2018年カリモク家具新横浜ショールーム様ディスプレイより→★
それは、お客様へのご提案だけでなく、
社内のウエディングフェア企画やパンフレット撮影にも役に立ちました。
トータルで演出したテーブルコーディネート提案は、より会場の魅力を伝えられ、
お客様だけでなく、社内でも好評価を得ることができました。
2019年 国際ホテルレストランショーサーモス様展示より→★
素敵なコーディネートができても、
理論的にもご提案できるウディングプランナーはまだ少ないように思います。
ぜひ食空間の資格を活かし、
ご新郎ご新婦様が安心して当日を迎えるお役に立てていただけたらと思います。