【FSPJ Lesson】食空間資格の活かし方~フラワーコーディネーター編~
- 2019-02-09
YUMIKO
2015年 6xsenseイベント「美tamin魔gic」より→★
食空間の資格や活かし方について、職業や分類別にご紹介しておりますFSPJレッスン。
「フラワーコーディネーター編」は、
フラワー×食空間プランナーのYUMIKOがご紹介いたします。
これまでの
~食空間資格の活かし方~
◇インテリアコーディネータ編→★
◇お料理・フードコーディネーター編→★
◇カラーコーディネーター編→★
和の生け花から洋のフラワーアレンジメントまで、
「花」に関するスキルを習得されている方々は、
流派、協会などの専門資格を取得された方を含め、たくさんいらっしゃいます。
また、そのフラワーのスキルを活かした活動も、
ウェディング・パーティー装飾・ディスプレイ・販売・アレンジレッスン等、
個人レベル~企業としての大規模な活動まで様々です。
そんな中で、フラワーを仕事にしていこうと思ったときの
「人との差別化」に悩まれる方は大変多く、私自身もその中の一人でした。
それだけで有利だといえます。
なぜなら、テーブルのいちばんのアイキャッチとなるセンターピースは
季節に合わせたフラワーやグリーンが選ばれることが多いからです。
しかし、インテリアとテーブルトップから構成される「食空間」全体に目を向けたときには、
美しく作品を仕上げたり、アレンジメントやブーケを作る技術とは
全く別のスキルが必要になります。
2018年 国際ホテルレストランショー「サーモス様」ブース展示より→★
インテリアも含めた食空間全体を一つのキャンバスと捉えると、
2018年 サァラ麻布様 食空間展示より→★
しかし、インテリアとテーブルトップから構成される「食空間」全体に目を向けたときには、
美しく作品を仕上げたり、アレンジメントやブーケを作る技術とは
全く別のスキルが必要になります。
2018年 国際ホテルレストランショー「サーモス様」ブース展示より→★
インテリアも含めた食空間全体を一つのキャンバスと捉えると、
華やかなアレンジがテーブル中央に1つだけ置いてあるという一点豪華主義だけでなく、
テーブル全体・空間全体に花を生けていくバランス感が非常に大切です。
加えて、テーブルウェアやファブリックとの相性をはじめ、
イメージスケールと呼ばれる「色・素材・フォルム・デザイン」等から
テーブルトップとインテリア全体を一貫したイメージに仕上げるための
花材選びやデザインの作りこみが必要になります。
そして、これらを実際にイメージ通りに提案できるスキルを持った方は
まだまだ少ないと言えます。
アレンジメントを美しく作ることはできるけれど、
テーブルに置いてみたらイメージが合わなかった…
フラワーを引き立てるテーブルセッティングがしたいけれど、何に注意すればいいのか分からない…
そんな経験をお持ちの方もいらっしゃるはずです。
花材選びやデザインの作りこみが必要になります。
そして、これらを実際にイメージ通りに提案できるスキルを持った方は
まだまだ少ないと言えます。
アレンジメントを美しく作ることはできるけれど、
テーブルに置いてみたらイメージが合わなかった…
フラワーを引き立てるテーブルセッティングがしたいけれど、何に注意すればいいのか分からない…
そんな経験をお持ちの方もいらっしゃるはずです。
2018年 サァラ麻布様 食空間展示より→★
上記のような視点には、フラワーのスキルとは全く別の
食空間の知識やテクニックの習得が必要になりますが、
それを習得されたフラワーコーディネーターの方は、
食空間の知識やテクニックの習得が必要になりますが、
それを習得されたフラワーコーディネーターの方は、
ウェディングやイベント、パーティー、ディスプレイといった
食空間をフラワーで彩る場面において、
食空間全体のイメージに合わせたフラワーの制作だけでなく
テーブルトップも含めたトータル提案・演出ができるようになります。
私自身もそうした「食空間フラワー」に特化してスキルを磨き、
フラワーだけではない自分の強みとして
他者との差別化をはかって活動をしています。
他者との差別化をはかって活動をしています。
2015年 FSPJポットラックパーティー&撮影会より→★
最近では、生花(フレッシュフラワー)だけでなく
アーティフィシャルフラワーやドライフラワー、プリザーブドフラワー等の品質が格段に向上し、
素材に関しても選択肢が増えてきました。
生花をメインにしながらも、一部のグリーン類だけはアーティフィシャルフラワーを使うなど
デザインだけでなく、その素材の組み合わせまでも
コーディネーターの個性として捉えられるようになってきています。
「みんなと一緒」でなはく「自分のためだけ」の個性を大切にしたいというニーズの高まる今の風潮だからこそ、フラワーの世界でも
・自分や相手のイメージを汲み取って表現する力
・自由な発想や新しいアイデアを提案する力
をもったコーディネーターの需要は増えていると思いますし、
食空間業界にはその専門家が少なく、可能性が広がっていると感じます。
フラワーのスキルを生かして他との差別化をしたいと思っている皆様のご参考になれば幸いです。
・・・
◆食空間資格を学びたい方へ