【WAMI Lesson④】食空間資格の活かし方~カラーコーディネーター編~
- 2018-09-13
WAMI
2013年 クリナップ新宿ショールーム展示より→★
食空間の資格や活かし方について、職業や分類別に
代表慈道のMIKOコラムでご紹介しておりますが
「カラーコーディネーター編」を
自身の経験に基づき、WAMI Lessonにて綴らせていただきます。
これまでの
~食空間資格の活かし方~
◇インテリアコーディネータ編→★
◇お料理・フードコーディネーター編→★
カラーの有資格者の仕事といっても衣食住のどの分野にも密接に関わるため
ビジネスシーンでの活躍も多岐にわたります。
・色が持つ効果や特性を理解しデザインする
・色が与える心理的な作用をふまえて戦略を立てる
・体系的な知識とマーケティング情報に基づき配色提案を行う
また、もう少し身近な事例として挙げていくと
パーソナルカラーや色彩心理を勉強し、自分や周りの方々の役に立ちたい
という視点で、起業される方もいらっしゃいます。
(私も、2009年に海辺のカラーサロンとして活動をスタートしました)
しかしながらカラー取得者が注意しなければならない点は
カラー検定等の資格取得のために、
机上論で平面的に学んだルールにのっとった配色計画が、
すべてうまくいくとは限らない点です。
無機質な配色チップを並べるのと違い、食空間の中には
テーブルウェアを構成する素材、ファブリック、インテリアの仕様など・・
実に様々なマテリアルで立体的に構成されています。
「食空間アドバイザー」「食空間プランナー」の食空間専門資格では、
「色・素材・形&デザイン」を常に三位一体で理解し
繰り返しアウトプットしながら体得して学んでいきます。
同じ黒でもマットな素材や、光沢のあるもの、
重さ感のあるものやシースルーのもの
それによりトータルのバランスが変わります。
さらに、色の組み合わせは無限大。
自己表現の場であり、たとえ身に着けることは難しいような配色でも
食空間では驚くような個性を発揮することができます。
このようなことを踏まえて、カラーコーディネーターの方の
食空間におけるステップとしては、
「色の知識を存分に生かしながらも、空間での新たな表現方法を得ることで、
人×色×空間のトータル的なCollar&LifeStyleの付加価値提案」
に繋げることができる、という視点があります。
私自身も生活に密着する心地よい食空間での住まい方に
カラーの側面からイメージを立ち上げております。
次回の~食空間資格の活かし方~は、フラワーコーディネーター編です。
◇WAMI Lessonシリーズ◇