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【ご報告】カリモク家具新横浜ショールーム様エントランスディスプレイ～2021winter　FSPJ Lesson⑲

2022-03-14

【FSPJレッスン⑲】

ERIKO

FSPJ Lessonでは、
テーブルコーディネートを楽しまれている皆様へ、
コーディネートに役立つHOWTOレッスンをお伝えしております。
第19回目は、カリモク家具新横浜ショールーム様の
季節のコーディネート展示より、
「Happy Holidays！おうち時間に魔法をかけよう！」の
コーディネート計画レッスンを商業施設展示の視点でお届けします。

「Happy Holiday！おうち時間に魔法をかけよう」

～コンセプト～
コロナ禍でおうち時間が増えた今、
日常の暮らしやイベントへの関心が高まっています。
ショールームのご来場者様を華やかにお迎えし、
ディスプレイを見ることにより、「自分の家も素敵にしたい」と
ワクワクした気分で家具選びをして頂きたい。

くつろぎのインテリアと食の二つのシーンを
受付側と南東入り口側でがらりと変えた二面展開で表現しました。

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＜ポイント①　カラー配色＞
コンセプト(イメージ)の次に考えることはカラー配色です。
カラー配色はイメージや季節感を表現するのに重要です。

世界中がもっとも輝くクリスマスシーズン。
白＆ゴールドをメインとし、
サブカラーにパープル・ワイン・モーブを加えました。
①受付側は白＆ゴールドで「ラグジュアリーな大人のワンダーランド」
②南東入口側はこっくりとしたワインカラーを多めに
「くつろぎのインテリアと食」をテーマにしました。

＜ポイント②　クロス掛けとデザイン構成＞

テーブルはカリモク家具様の最高峰「domani/ドマーニ」シリーズのもの。
上質な天板や小口、脚を美しく見せるように、
クロスは2枚を組み合わせて、長手方向に掛けるテーブルランナーとしました。
アールデコスタイルのテーブルから幾何パターンを意識して、
「四角」をリピートし「サークル」を加えて構成しています。

＜ポイント③　視線のキャッチ＞
センターピースは、
エントランスの大空間に映えるようなサイズ感と抜け感がポイントとなります。
ミツマタの枝をのびのびと広げて、ファーストキャッチを作りました。

それとともに、オリジナル性もかかせません。
ディスプレイの世界でよく言われることは「無いものは作る！」
今回はテーブルセンター、羽やリボンを施したオーナメントボール、
枝に吊るす氷片を模したオーナメント等を作成しました。

＜ポイント④　春バージョンへのプチチェンジ＞

年明けからは「融通無碍スタイルで新年を寿ぐ」と題し、
クリスマスアイテムを和のアイテムに入れ替えました。

新年から春先までは、家族や友人が集まるハレの場が多くなります。
とりわけ「和」テイストもクローズアップされる時期。

日本人は「和」と「洋」を上手に取り混ぜ、
洗練された独自の世界観を作り上げてきました。

箔一の重箱と折敷、能作の箸置き、有田の器など、
伝統技術に裏打ちから成される、
洗練されたデザイン性の高いアイテムを並べました。

カラー配色は新春らしくシルバー＆トレンド感のあるくすみ系ピンク。
お正月から春先まで通用する椿を散らし、
キャンドルホルダーには桃色の阿波の落水和紙を水引で巻きました。

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今回はショールームのディスプレイということでお話ししましたが、
ご家庭のハレの日のインテリアにも応用できます。
ご家族を過ごす日常の暮らしが素敵な記憶となりますように。

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